エンジン始動不良車の整備

R56LCI N18エンジンの謎の解明に成功しました!!(R55〜R61、クラブマン、ハッチバック、コンバーチブル、クロスオーバー、ペースマンなどのターボモデル)とにかく分解しました。とにかく散々変えました。
 
寒い時エンジンのかかりが悪かったり、エンジンストールしたり、かかったあとのハンチングなどなど。
 
この症状を聞くと有名なのはハイプレッシャーポンプです。
 
使ってはいけない社外品や存在しないOEMをうたったニセモノや純正の箱に入った偽物などは問題外ですが、他に直噴のインジェクターや燃圧センサー、低圧燃料ポンプや配管が詰まってるものもありましたがそれではありません。
 
AGOではDME(エンジンコンピュータ)の不良を疑う場合は、中古のDMEを持ってきてクローンを作ってテストします。
 
過去にこれが該当したケースもありますがN18ではこれではありませんでした。
ヒューズやリレー関係、配線も問題なし、カムシャフトやバルブトロニックシャフト、バルブトロニックのモーターやカムやクランクセンサー、電子スロットル、エアフロセンサー、バノスソレノイドでもありません。
 
何度も組み直し、試行錯誤を繰り返して、テスターのライブデータと睨めっこして相当な会話をミニとしました。
 
おそらくですがN12やN16のダブルVANOSも同様のことが起きていると思われます。
 
修理は今はこのケースであれば1日あれば作業可能です。
しかし、同じようなケース!と言われてもお車は確認して作業を進めないと思わぬ落とし穴から迷宮入りする場合もありますので遠方からのお越しのお客様はお預かりの上、確認後の作業となります。
ひとつわかっても…またわからないことが出てきたりですがひとつひとつの解決がMINI好きのミニライフを後押しできると信じています。
 
さぁ…次いきましょうかー?(笑)