皆さんこんにちは!
AGOrdinaryのトモです。
気が付けば五月も最終週。
年々月日の流れが速くなっているような気がしてなりません・・・。
今日ご紹介するのは、AGOでは定番メニューの
ターボモデルに使用されている直噴タイプの
「インジェクター洗浄」と「バルブ洗浄」です。
こちらは洗浄前のインジェクター。
ノズルの先に小さな穴があり、そこから燃料を噴射します。
ですが、距離が伸びた車だとご覧の通り真っ黒に。
これではDMEから「〇〇の量だけガソリンを吹いてください」という指令が来ても
正常に吹き出すことが出来づらくなってしまいます。
AGOでは、専用の洗浄機を使用してきれいに洗浄します。
こちらが洗浄後のインジェクターです。
※エンジンを車体から降ろすことなく洗浄出来ます。また広告などで「きれいになります」というものも目にしますが、目視で確認できないものほど不確かなものはありません。
AGOでは洗浄前と洗浄後を、お客様に目視や写真で確認して頂いております。
直噴(直接燃料噴射方式)エンジンは、インテークマニホールド後の燃焼室にインジェクターが直接刺さっているため、
どうしてもこのように燃焼後の吹き戻しで汚れてしまいます。
そしてバルブ洗浄。
こちらはN14エンジンのインテークバルブです。
インジェクターが燃焼室内に刺さるため、インテークバルブを通るのは空気のみ。
クーパーやONEなどのNAモデルは、従来型のインテークマニホールドでガソリンを吹いているため、インテークバルブは混合気となったガソリンが通り抜けることで、洗浄されてしまいます。
直噴エンジンでは、そもそもそういった洗浄効果がないため、特に低回転時の負圧の大きいN14エンジンでは、インテークバルブに汚れが堆積しやすくなっています。
この汚れを丁寧に落としてあげます。
こうすることで吸い込まれる空気が、無駄な抵抗なく燃焼室へと導かれます。
※バルブトロニック装着車では比較的汚れにくい傾向ですが、走行状態によって異なります。
新品同様、とまではいきませんが、このようにきれいにすることで
車の調子を整える「調律(チューニング)」となります。
ミニに限らず自動車は、絶妙なバランスの上で動いています。
エンジンに関しては特に顕著で、ほんのわずかなバランスの崩れで調子を崩してしまいます。
ミニはそんなわずかなバランスの狂いも見つけて、「チェックランプ」という形で教えてくれます。
「効いたよね、早めのパ〇ロン」ではありませんが(笑)、
おかしいなと思ったら、早めにご相談ください。