皆さんこんにちは!
AGOrdinaryのトモです。
桜が咲いたと思えば、肌寒い日が続いてます。
おかげで花が散らずに長持ちしそうですね。
今日ご紹介するのは、インジェクター洗浄です。
インジェクターとは、燃料を霧状に噴射する機械です。
昔の車は「キャブレター」という機器でガソリンを霧状にしてエンジンに吸入していました。
今の車は「インジェクションシステム」でガソリンを霧状にしています。
MINIにおいて第二世代R55~R61のガソリンターボ車と第三世代でのガソリン車では
燃焼室内に直接燃料を噴射する「ガソリン直噴エンジン」となっています。
そのためガソリンが燃えた際の煤などがインジェクターの先端を汚してしまうんです。
※直噴エンジンではないR50系やR56クーパーなどは、エンジンに入る前に空気とガソリンを混合するため、インジェクターの先端はあまり汚れません。
こちらが専用の機器を用いて洗浄したものです。
拡大したものを並べてみてみると、一目瞭然。
洗浄した方には、噴射孔が中央の膨らんだところに見えます。
(ピントがずれてて申し訳ありません💦)
エンジンの調子は、燃料と空気の割合が重要。
空燃比というやつですね。
エンジンコンピューターさんが「10の燃料を出せ!」と指令しても
汚れたインジェクターさんは「これでは9の燃料しか出せません!」と。
その為コンピューターさんが(10出させるためには11、いや12出せと指示するか?)と考えるわけです。
その差異が大きくなると混合器エラーとしてチェックランプが点きます。
また燃料を必要以上に多く噴射しているわけですから、燃費にも影響します。
インジェクター洗浄をした方は皆様、
「燃費が良くなった!」「エンジンの調子がいい!!」と
言ってくださいます。
今回はR型のご紹介でしたが、最近ではF型のインジェクター洗浄も増えてきています。
F型が発売したのが平成26年ですから、もう10年以上経っています。
AGOのお客様で、F型前期で20万キロオーバーという方もいらっしゃいます。
愛車のコンディションを良く保つためにも、
定期的なインジェクター洗浄は必須です。
こちらの作業は日帰りで行うことが出来ますので、
ぜひお気軽にご相談ください。
と、本当はバルブ洗浄のこともお話ししたかったのですが、
お時間の都合上今日はここまでとさせて頂きます・・・。
とはいえ折角ですので
洗浄前と洗浄後のバルブ君たちの様子をお見せします。
洗浄前
洗浄後
バルブ洗浄については、また後日!!!
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